中級から学ぶ(Bài 11)

中級から学ぶ(Bài 11)


「お宅(たく)のお嬢(じょう)さん、来年二十歳(はたち)になられますが、成人式のお着物の用意はなさいましたでしょうか」と、ある日突然電話がかかってきた。確かに娘は来年の一月で二十歳になる。しかし、その店、には今まで一度も行ったことがないし、名前さえ全く聞いたことがなかった。そんな店の人が娘の名前や年齢(ねんれい)、生年月日、通(かよ)っている大学の名前まで詳(くわ)しく知っている。どうしてこんなことが起こるのだろうかと不思議に思った

そのときは着物の売り込みぐらいにしか考えていなかったものの、時間が経(た)つにつれて、何だか気味が悪くなってきた。娘の友達の家にも似(に)たような電話が何度かかかってきて困ったということだ。これは、娘の通っている学校の学生名簿(めいぼ)を店の人が待っているということを意味する。よく考えてみれば、怖(こわ)いことだ。情報(じょうほう)を売ったり買ったりしている会社があるそうだが、そのような会社は、社員名簿や学生名簿から必要な情報を手に入れているのだろう。又(また)は、電話によって聞き出すという方法も考えられる。

私はこんな経験をしたことがある。ある日「お宅の間取りについてアンケートをお願いします」という電話があり、家族の人数、年齢、家の広さ、間取り、カーペットの有無(うむ)、その色などについていろいろ聞かれた。大手家電メーカーが掃除機(そうじき)の開発のために行っているという言葉を信じて正直(しょうじき)に答えてしまったが、こうして聞き出した答えも使おうと思えば立派な情報として利用できる。何気(なにげ)なく聞かれ、何気なく答えたことがみんな情報としてどこかに集められ、見も知らぬ人たちに何らかの目的(もくてき)で管理(かんり)されているとしたら、それは無視できない問題ではないだろうか。

今はだれでもインターネットを使ってホームページにアクセスすれば、簡単に情報のやりとりができる。しかし、情報通信技術の開発が進めば進(すす)むほど、情報の管理がだんだん難しくなってくる。個人の情報が金もうけに使われるくらいならまだ許(ゆる)せるが、財産(ざいさん)、戸籍(こせき)、思想(しそう)、宗教(しゅうきょう)、そして遺伝子(いでんし)情報のようなものまで他人に知られて管理され、万一それが悪用(あくよう)されたら、それこそ恐(おそ)ろしいことである。一人一人が個人の情報を守る方法を、今こそ考えなければならないのではないだろうか。




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