中級から学ぶ(Bài 18)

中級から学ぶ(Bài 18)


かこむ

ここに「だんらん」という雑誌がある1980年代の初めのものだが、表紙に使われている写真は大きなテーブルを中心に、新聞を読む父親、家計簿をつける母親、そして宿題をする子供たちの姿と「だんらん」を絵に描いたような光景である。その中に「りビングルームに大きなテーブルを!」という記事があった。大きなテーブルが一つあれば家族の集まる場所ができ、「当然会話も多くなり、気持ちも通じ合い、したがって、家族の結び付きがより強くなる」というのである。「現に、今大きなテーブルがやっていてよく売れている、だららお宅にも是非置くべきだ」と強い調子で大きなテーブルを紹介している。

もっとも、この雑誌の表紙にあるような光景は、以前はどこの家庭でも目にすることのできる。当たり前の光景だった。雑誌のでる少し前までは、一般に家も狭く、大きなテーブルどころか、一人一人が独立した部屋を持つことなどとても考えられなかった。毎日の生活は居間、食堂、寝室、などを兼ねた二、三の部屋で済ませ、そこには、そのころ食卓と呼ばれた小さなテーブルが置かれていた。それが仕事机としても、客を迎えるテーブルとしても、そして、食後にはみんなの団らんの場としても活躍した。寒い冬にはその食卓に替わってこたつが登場し、外の寒さにもかかわらず、その柔らかい暖かさが、そこに集まる皆の気持ちまでもほのぼのと暖め和やかにした。この食卓やこたつが家族団らんの場として「家族の結び付きをいっそう強く」する役割を果たし、表紙の写真にあるような光景を作り出していたのである。

戦後、経済の高度成長とともに、生活にも少し余裕ができてくると、欧米の生活様式や考え方がたくさん入ってきた。同時に日本は欧米社会と比べ個人の自立ができていないとの反省から、子供時から独立した部屋を与え、早くから何でも一人でやる習慣を身につけることが必要だと考えられるようになった。そこで親たちはこどもの教育のために自分たちは我慢してもせめて子供たちには個室を与えようとしたのである。ところが、その「自立した」子供たちが部屋からでてこなくなってしまったのである。

子供たちは、食事の時意外は与えられた自分の部屋で、それぞれがと別々に、パソコンゲームに夢中になり、携帯電話で友達と話し、気ままに時間を過ごす。当然コミュニケーションは極端にすくないくなり、家族はばらばらに。その結果、いわゆる「親子の断絶」や「家庭内暴力」が起きることになる。また、おそらく青少年による犯罪の増加もコミュニケーションをなくした家庭での生活が原因の一つであろうと思われる。

二十年以上も前に書かれた記事は団らんのシンボルとして大きなテーブルを紹介するばかりではなく、食卓やこたつをなくした家庭内から、それと一緒に消えてしまった大切なものを取り返す必要があるとも伝えていたようである。


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